夢を形にするセルフブランディングとは? ガールズクリエイター、haru.さんインタビュー 夢を形にするセルフブランディングとは? ガールズクリエイター、haru.さんインタビュー 夢を形にするセルフブランディングとは? ガールズクリエイター、haru.さんインタビュー

夢を形にするセルフブランディングとは?
ガールズクリエイター、haru.さんインタビュー

藝大に通うかたわら、仲間と共に「ハイアーマガジン(HIGH(er) Magazine)」を創刊。ファッションやカルチャーだけでなく社会的なテーマも取り扱い、次世代のキーパーソンとして注目を集めるharu.さん。自分の軸をしっかり持ちながらメディアや企業と積極的に関わり、やりたいことを次々と形にしている彼女に、時代をスマートに生き抜くために必要な“セルフブランディング”の方法について伺いました。

そもそもharu.さんがリトルプレスに興味をもったきっかけは?
haru.さん:高校時代ドイツに留学していたのですが、言葉の壁で周りとうまくコミ ュニケーションが取れないことに苛立ちを感じていて。最初は自分の思いをZINEで綴ることを始めたんです。そこで楽しさを覚えて、大学への入学を機に友人たちとハイアーマガジンを立ちあげました。
ハイアーマガジンではどういった内容の記事を取り扱っていますか?
haru.さん:スタートから一貫しているコンセプトは「自分たちに正直でいること」。ファッションや音楽に加え、ときに社会問題などの身近なテーマも盛り込みながら、感じたままのリアルな視点をベースに記事を作ってきました。今後は音楽や映像も一緒に絡めながら、インスタレーション的な見せ方もできたらと思っています。
出版社など既存のメディアに属する選択肢はなかったのでしょうか?
haru.さん:実は高校生の頃、あるメディアでブログを書いていた時期もあったんです。でも下着ブランドの紹介しようと思ったときに「この写真は使えません」と記事がNGになったことがあって。やっぱり制約があると、自由になりきれないなっていうのを強く感じたんですよね。だったら責任を負ってもいいから、一から立ち上げて思うようにやってみたくて、ハイアーをスタートさせました。
独立心が旺盛ですよね。今ではマガジンを手がけながら、企業ともコラボレーションされています。
haru.さん:ハイアーでは方向性だけ決めて撮影に挑むことが多いのですが、企業のお仕事って絵コンテの段階で細部までしっかり詰めるんですよね。それがとても新鮮で、貴重な体験をさせてもらっているなと思います。ビジネスマナーが守れているかは正直不安ですが、私も雑誌を作っていて相手と連絡がとれなくて焦った経験があるので、メールの返信はまめにするように心がけています。
ガールズクリエイター、haru.さん
インフルエンサーとして露出する機会も多いと思うのですが、見え方など意識してきた点はありますか?
haru.さん:特にはないです。ただオファーを受けるとき、内容がハイアーの方向性とかけ離れてないか、一緒につくっているメンバーに失礼がないか、ということは常に気にかけていますね。最近まで事務所に所属せず、やりとりやスケジュール管理も1人で行っていたので、そこはクリアしておきたくて。自分で選んだ道でありながら、大変さを痛感することも多かったですけど(笑)。
学業とクリエイター業の両立って大変ですよね。どうやってバランスを保っていますか?
haru.さん:前は予定を詰め込んだ結果、疲れて作業の精度が落ちることも多かったんです。なので最近は何もしない時期をあえて設け、インプットの時間に充てています。走り続けていると「もう何も出ない!」っていう状態に陥りますが、寝る前に好きな本を読んで刺激をもらうことで、モチベーションが保たれます。スマートに物事を進めるためには、心身ともに潤っていることが大事。何かを見てワクワクしたり、湧き上がる感情をエネルギーに変えられると、すべてがうまく回っていく気がします。
今はSNSを使ってのセルフブランディングが主流となっていますが、haru.さんはどう活用していますか?
haru.さん:私は何かをつくるにしても「フィジカルな繋がり」があってこそだと思っていて。人に会って話すことで感じられるパワーを大切にしています。だから正直なところ、InstagramもTwitterも遊びのツールとしか捉えていないんです。仕事目的で使っていないので、変な写真や動画もよくアップしますよ(笑)。最近は広告の宣伝のためにSNSを活用する人も多いですが、その戦法ってもう古いと思うんですよね。受け手もわかってきてると思う。最終的には生身のコミュニケーションが、人の心を動かしていくんじゃないかな。
何かを発信したいと思ったとき、まずどんなアクションを取るべきなのでしょうか?
haru.さん:私は他者との繋がりや事件性によってクリエイション欲が刺激されるので、「こういうものが見たい!」って思ったら、形にできそうな人に声かけることから始めます。そのために普段から、周りの人がどんなカルチャーに興味を持っているか観察しておくことも大事。みんな他人の人生は生きれないし、理想の働き方が見つからないなら自分で開拓していくのもありだと思いますよ。

PROFILE

haru.
haru./ ハル
HIGH(er) magazine編集長・大学生
東京藝術大学に通う22歳。2016年に自らが編集長となり、同世代のメンバーとインディペンデントマガジン『ハイアーマガジン(HIGH(er)magazine)』を立ち上げる。大学で洋服や音楽などの表現手法を学びながら、日常の延長線上にある個人レベルの問題に焦点を当て、自分達のフィルターを通した“今”を発信している。

OTHER CONTENTS

PRODUCT

BACK TO TOP